JDDに入社して1年を振り返る

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こんにちは。JapanDigitalDesignのインフラチームでエンジニアをやっている高橋です。
社内でAdvent Calendarの募集が始まった際、面白そうな響きに釣られ手を上げてみたものの、ネタもそんなにありませんでした。
2021年1月で、ちょうどJDDに入社して1年なので、せっかくだし振り返ってみようかな…と筆を執ってみることにします。

というわけで、JDD Advent Calendar 21日目です。

そもそも、なぜJDDにエントリーしたのか

きっかけは2019年のAWS Summitでした。
当時Sierで金融業界におけるAWSを担当していた私は、AWS Summitに参加をしており、たまたまJDD小野さんの登壇を見かけました。
メガバンク発のフィンテックベンチャーがクラウドネイティブの内製化を目指す…こんなことやってるのか、面白そう…!! と思ったのがきっかけでした。
魅力あふれる入社エントリを見かけて更に興味が湧いてきたのも覚えています。(HoloLensやNinebotが転がっているなんて宝島か?)
その後、自分の中で諸々整理をしたうえで、エントリーボタンを押しました。
一言でいうと、ワクワクが凄かったのでJDDにエントリーをしたわけです。

思い返すと、入社までの期間もワクワクしていた

私自身初めての転職活動だったので、もちろんなにが”普通”なのかもわかりませんでしたが、採用ステップに驚いたのは覚えています。
なぜなら、当時複数の面接ステップがあることは認識していたものの、最終面接がCEOだったからです。
すごくオープンな職場なんだろうな、という印象が強くなり、いろいろやってみたいことについてお話ができました。

また、内定後に業務用PCを選ぶ際、リクルーターの方から
「時期的に、今週発表された新型のSurfaceLaptop3でもいいですよ。もちろん、要件さえ揃っていればSurface以外でも構いません(意訳)」
と連絡が来た際は、もう度肝を抜かれてワクワクが半端なかったです。
選択の自由という名の人権。素敵。

尚、弊社は既に現在、M1 Macの選択もできるようです。

入社してまずなにをしたのか

入社してまず一番最初にやったことは、Secure-Stack-Template-AWS(SST-AWS)の整備業務だった気がします。
SST-AWSとは、AWSのCloudFormationを使った、簡単にセキュアなリソース展開ができるテンプレートを一般公開したものです。
既にテンプレートは社内で作成されているものが多かったため、それらの情報をまとめたり、微修正などを担当しました。
“CloudFormation大得意だぜ!”というわけでもなかったので、一つ一つ読み解きながら進めていく必要がありました。
しかし、[リソースをオープンソース化する]という取り組みは初だったので、これまたワクワクしながら業務をしていました。

SST-AWSについては、現在も絶賛コントリビュート募集中で、今後もどんどん量と質を上げていきたいと思っています。
こちらについては、また別のタイミングで紹介の記事を書きたい…。

そんなこんなで、1年を過ごしてみて思ったこと

そうこうしているうちに1年が経過しましたが、JDDに対してはこんなことを思っていました。

1.まるで動物園にいるかのような会社

誤解を恐れずに言いました。
JDDはまるで動物園の如く、様々なバックグラウンドの方が在籍しています。
そのため、一つの物事にも多角的な意見や考え方が存在しています。
加えて、全社員がフラットに意見を言える風土のため、プロジェクトや組織に対して、建設的で良い反映ができていると思っています。

また、バックグラウンドが違うということは知識や経験も違うわけで、相乗効果もより大きなものが生まれやすいと感じています。
現に、社内Slackの雑談が発端となってbeta版のサービスが作成されたり、新しいPJが発案されたりなどもありました。

動物園の如く様々な種類の人たちが、[金融の新しいあたりまえをつくる。]というJDDのミッション向かって動いています。

2. “とりあえず前例踏襲”は、ない

JDDに入って驚いたことのひとつが、技術を取り入れて利用する速度と、それを実現するための投資です。

“なにかを実現させたい!”となったとき、とりあえずこれまで通り前例踏襲でやっておきましょうということはなく、都度なにが最も良い選択肢なのかを考える組織風土です。
その選択肢が最近出たサービスだとしても、敬遠をせず、有用なのであればガンガン使っていくことも多いと感じています。

また、これが一番いい手ではあるものの、金額面がネックで…ということも比較的ないと思いました。
一番適しているとわかりつつ、金額的な理由で利用には至らないというモヤモヤがないのは、とても嬉しいです。

3. 働き方が良い

急にゆるいお話ですが、私にとって私服勤務やフレックス制度といった働き方は初めてだったため、とても新鮮でした。(前職でも可能ではありましたが、当時は大手を振ってできるほど浸透はしていなかったため)

特にフレックス制度は自分の体調や都合に合わせて始業/終業を決められるのでとても助かっています。
その反面、個人の自主性が大事になるため、いかに自分を管理して、しっかりアウトプットをだすか、ということも考えるようになりました。(当然のことではあるのですが)

服装も私服になることで、リラックスした格好で勤務ができるようになりました。(とはいえ、大半はコロナ禍によるリモートワークにより、とってもラフな格好で働いていました。)
社会人になってからほんのちょっとばかり横に大きくなってしまったため、スーツきついな…と思い始めていたタイミングでした。ちょうどよかった。

最後に

私がこの1年で感じたこと、思ったことを書いてみました。

大層なことを書きましたが、周りの高い技術レベル、深い思考力に恐れおののいているのも事実です。

このJDDの環境で、様々なインプット/アウトプットをこなし、周りと肩を並べて切磋琢磨できるように頑張っていきたい所存です。

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